アニメーションとは、静止した絵や人形などを少しずつ形や位置を変えながら撮影し、順番に連続して映写することによって、あたかも動いているように見せるものです…?
ようするに、パラパラマンガです。
教科書の隅に1ページずつ違う絵を描き、最初からパラパラめくると動いて見えるあれと、原理は同じです。
これは下の6枚の絵を順番に並べて映写したものです。
こんな単純な絵でも、いちおう動いて見えます。パラパラマンガと宮崎アニメでは、やっていることは同じ(宮崎さんゴメンなさい)なのです。
映画やテレビで放映しているアニメーションは1秒間に24コマ、つまり24枚の絵が必要(実際は同じ絵を2コマ、3コマと続けて使用することが多いので、1秒当たり8〜12枚の絵になります)です。何千枚、何万枚という絵を一枚一枚手で描いていく必要があります。
クレイアニメと呼ばれる、粘土を使ったアニメーションも、少しずつ粘土の形を変えては撮影し、やはり1秒に何枚もの絵(写真)を用意しなければなりません。
「だったら、できるところはコンピューターにやらせてしまえば楽にアニメーションが作れる」というのが3DCGアニメーションです。(実はそんなに楽でもありませんが)